ここで、技術習得中の方たちからのメッセージを紹介しましょう。
それぞれの思いを書いていただきましたが、
皆さん、地元でベビーマッサージの教室を開いている方や計画中の方たちです。
今、十代で妊娠し経済力がないために、中絶をしてしまうことが当たり前みたいになっているのが現状で、周りの友達も中絶しているから、仕方ない・・・。みたいなノリになってしまっている。私の周りでも中学の時も高校生の時も友達で赤ちゃんを断念しなければいけない子がいました。その時私も、仕方のない事だと思って話を普通に聞いていたし、若いからという歳のせいにしてもいました。
「だって育てていくには、お金ないし、親に言えないし、まだ遊びたいし・・・」 が、十代の子達の意見だと思います。でも、今はそうでなくて、人がきちんと人を育てていく世の中にしていきたいと思うし、それが、すっごく素敵なことであると教えて行きたいです。
これからの日本の子育てに対して、国が支援のあり方などをどんどん変えていかなければ、これからますます子供を産まない女性は増えると思う。子育てイコール大変、面倒という女性はたくさんいる。そんな社会で子育てをこれからいっそう楽しく、息の詰まることなく、これからの若い世代の人達に、これから結婚し出産していく人たちへ、ベビーマッサージを通して、子供とのとの触合い方、子供と触合う機会を増やしていくことが大事な事だと思う。これからの日本の人口にも大きく関わってくる問題になる。
このまま私たちよりも下の世代が、どんどん子供を産まなくなる可能性が高い。なので、ここで学んだマッサージを生かし、子育ての楽しさを教えて行きたい。
(整体師、20代)
私が認可外保育園を立ち上げたのは、平成8年の春のことです。
平成18年に認可を頂くまでの11年間は、「自分の目指す保育をしたい!」と保育させて頂いておりました。なぜ2年間もの時間をかけながら認可申請したか・・。一つは、園で一生懸命働いてくれる保育士さんの雇用条件を良くしたいという思いと、保育の質をあげるためには認可なしでは語れないこともありました。
それから取り組んだのが、運営の安定よりも今の時代だからこそ必要とされている、この「ベビーマッサージ」や「ベビーエクササイズ」をもっと学び、そして広げること。子ども達が肉体的・情緒的・知的に健やかに成長するための基本的条件づくりとして、職員さんや保護者の方々に伝え、ふれあうことの大切さを知らせ、マッサージをすることで愛され語りかけられ、触れられるうちに心の原型が形作られていくことを、保育園から子育て支援の事業からそして地域交流野場から、伝えて行きたいと思います。
施術をさせて頂いた園児の保護者の方より、マッサージを受けた日は、夜泣きがなかった。咳をしなくなった。便秘気味だったのに良いウンチをした・・。など、嬉しい報告が寄せられています。
(保育園園長、40代)
30人のお母さん達にベビーマッサージについて聞いてみました。マッサージを知らなかったお母さんはわずか3人で、あとの27人は、詳しくはないにしろその存在を知っていました。そして、実際にしたことがある人は、わずか2人。それも「子育て講座」でたまたま一度だけベビーマッサージの教室があったので、その時に行っただけで、家で自分がするということは、全くないそうです。
簡単ではありますが、私が学んだ事を話したところ、30人全員が強い興味を示してくれ、そして、ベビーマッサージ教室が定期的にあったら、ぜひ通ってみたいとしています。
これは、子育て支援の一環としてベビーマッサージの必要性を、強く感じた瞬間でありました。
(子育てサークル主催、30代)
ともすれば、世間の波に流され気味な毎日。大切なものを見失って、コレって何か違っているなあ・・・と思いつつも、深く考えずに過ごしてしまう日々。このエッセイ集(図書館で見つけた子育てについてのエッセイ集)を読んで、近頃の私の視点、ものの考え方と違うところから声を聞いたようで、目からウロコだった。
ベビーマッサージを多くの人達にお伝えするうえで、人との関わりに感謝し、大切に思い向き合っていこうとする姿勢は大事だと思う。マッサージの手順を正確にお伝えすることも大切だし、その目的や意義や効果などを正確に、かつ、心の奥深いところにひびいて本気で続けていこうと思ってもらえるようなトークができることも大事だと思う。
そのためには、50歳の壁を乗り越えて、自分自身を前向きに成長させていく努力が必要だと思う。
(保育士、50代)